事務所通信
2014年07月 01日 火曜日
消費税の納税予測の必要性
平成26年4月1日から消費税が8%にあがりました。
また今後10%まであがる予定です。事業を行う上で避けて通れないのが、この消費税です。
税金は利益が出ていれば支払うイメージを持ちますが、消費税は仕組上、利益がマイナスでも納税が発生することが非常に多いです。
というのも経費の大半を占める給与の支払いが消費税の控除対象にならないのです。
詳細は省略しますが、仮に利益がゼロの場合に給与が3,000万円あったとすると消費税の納税は240万円となります。
このように消費税は予想外に発生します。
経営者にとって、利益を意識するのは大切です。
ただし、専門家の観点からするとキャッシュフロー(資金繰り)が非常に重要です。
決算申告時(個人は3月)に慌てないように、決算予測をたて、納税予測をたてることが必須です。
繰り返しになりますが、赤字だからといって納税がゼロではないのです。
決算予測について聞きたいことがございましたら、遠慮なくご連絡ください。
投稿者 nextstageoffice